トートバッグの一般的な定義とは?主な特徴5つやおすすめの素材も!

トートバッグとは、一般的には「持ち手が2つあり頑丈な布で作られた手提げ袋」のことを指します。素材やサイズのバリエーションも豊富であるため、買い物や通勤・通学、旅行といった使用用途に応じて自分好みのものを選べるのが嬉しいポイントです。

当記事では、トートバッグの定義や歴史、トートバッグの魅力を特徴ごとに紹介します。トートバッグの基本的な情報が知りたい方や、自分に合ったトートバッグを見つけたいという方は、ぜひご一読ください。

 

1.トートバッグとは?

トートバッグとは、一般的には持ち手が2つある頑丈な布で作られた大きめの手提げ袋のことを指します。1944年にアメリカのアウトドアブランドであるL.L.Beanが『Ice Carrier』というトートバッグを発売したことから、人々の間で普及し始めました。

以下では、トートバッグの定義や歴史、エコバッグとの違いを紹介します。

 

1-1.トートバッグの定義

トートバッグはさまざまな形状やカラー、デザインの商品が展開されており、明確な定義は存在しません。あえて定義するのであれば「1枚の生地を袋状にして作られた、上部に間口(開口部)のあるマチ幅の深いバッグ」です。

トートバッグは英語で「tote bag」です。「tote」には「運ぶ、携帯する」という意味があることから、物を運ぶためのバッグとも言えます。似た名前のもので「ハンドバッグ」がありますが、トートバッグに比べて持ち手が小さいという点で違いがあります。

 

1-2.トートバッグの歴史

トートバッグが一般的に普及したのは、1944年、アメリカのアウトドアブランドであるL.L.Beanが「Ice Carrier」を発売したことがきっかけです。「Ice Carrier」は氷を運ぶための袋として製作されましたが、汎用性の高さとデザインのバリエーションの多さから、次第に広く一般家庭に使用されるようになりました。

1960年代には、ラグジュアリーブランド「コーチ(COACH)」のアメリカ人デザイナーであるボニー・カシンがさまざまなカラーバリエーションのトートバッグを考案します。ボニー・カシンの考案によって、それまで実用的なイメージだったトートバッグが、ファッションアイテムの仲間入りを果たしました。

1980年代に入ると、広告手段としてトートバッグが利用されるようになります。バッグに企業のロゴなどの情報を印刷する広告手法は、輸入食品などの製造・販売を行う「DEAN&DELUCA」などでも取り入れられ話題になりました。

エコ運動がブームになった1990年代では「エコバッグ」が多くの人に購入・使用されるようになり、現在に至ります。

 

1-3.エコバッグとの違い

エコバッグとトートバッグは、使用用途や機能面で違いがあります。

【使用用途の違い】

エコバッグ 買い物をする時にレジ袋の代わりに使用される
トートバッグ 場面を選ばず、さまざまな用途で汎用的に使用される

【機能面の違い】

エコバッグ 基本的にはデザイン性よりも実用性・機能性が重視される
トートバッグ ファッションアイテムとしても利用される

エコバッグとトートバッグは、全くの別物というよりも、上記のように用途や機能によって呼び方が変わります。そのため、トートバッグという括りの中にエコバッグも存在していると言えるでしょう。

 

2.トートバッグには魅力がたくさん!主な特徴を5つ解説

トートバッグは素材やサイズなどが豊富にあるため、世代を問わず使いやすいアイテムとしてさまざまなシーンで活用されています。

ここでは、多くの人に愛されているトートバッグの魅力を、5つの特徴に分けて解説します。

 

2-1.【特徴1】素材の種類・サイズが豊富にある

トートバッグは、スマートフォンや財布などが持ち運びしやすいサイズや、アウトドアや旅行に向いている大きめのサイズなど、幅広いサイズ展開がされています。素材の種類もキャンバス・デニム・レザー・合成皮革・ナイロンなど豊富であるため、使用用途に合わせて自分好みのものを選べます。

ビジネス用として選ぶのであれば、きちんとした印象を与えられるレザー・合成皮革、A4サイズの書類が収納できる縦長タイプのトートバッグがおすすめです。持ち手が短く小さいサイズであれば、ランチバッグにも活用できます。

 

2-2.【特徴2】使用用途が幅広い

トートバッグは素材やサイズによって、幅広い用途で使用できるという魅力があります。下記では、トートバッグの代表的な使用用途を紹介します。

エコバッグとして 買い物をする時に、エコバッグやマルシェバッグとして使用できます。
ビジネスバッグとして レザーなどの素材を用いたトートバッグは、ビジネスの場面でも使用しやすいでしょう。A4の書類を折らずに持ち運べるものが多く便利です。
ファッションアイテムとして お洒落なデザインが印刷されたトートバッグも多く、ファッションアイテムとして人気が高いです。
ノベルティグッズとして 企業や団体のロゴを印刷すれば、ノベルティグッズとして活用できます。

 

2-3.【特徴3】間口が広く物を出し入れしやすい

トートバッグは間口(開口部)が広く作られているため、中の荷物を簡単に出し入れできます。大きめのトートバッグを選べば、ノートパソコンや書類、教科書などを必要な時にさっと取り出せて便利です。

このような特徴・メリットから、トートバッグは学生から社会人まで、幅広い層の人に利用されています。「間口が広いとバッグの中身が見えやすくなるのが心配」という場合は、ファスナーやボタンがついているトートバッグを選ぶと安心です。

 

2-4.【特徴4】収納力が高い

トートバッグは収納力が高いため、持ち歩く荷物が多い人や、自宅で収納袋として使用したい人にはぴったりなバッグと言えます。

トートバッグの底の形状は、主に「角底タイプ」と「船底タイプ」があります。角底タイプのトートバッグは底が角ばった形をしているのが特徴で、特に収納力が高いです。船底タイプのトートバッグは角底タイプに比べると収納力は高くないものの、丸みのある可愛らしいシルエットで、カジュアルバッグに最適です。

 

2-5.【特徴5】肩掛けができる

持ち手の長いトートバッグであれば、肩掛けができるという魅力があります。ショルダーバッグとして使用したい場合は、持ち手の長さが50~60cm程度のトートバッグを選ぶとよいでしょう。レディースであれば50cm前後、メンズであれば56cm以上が使い勝手のよい長さです。

ショルダータイプのトートバッグは重たい荷物を手で持つより楽に持ち運べるので、特に通勤・通学シーンでの利用におすすめです。また、A3サイズなど大きめのバッグは持ち手が長いものが多いでしょう。

 

3.トートバッグでおすすめの素材・サイズは?

トートバッグを選ぶときは、形状や収納力、使われている素材などに注目するとよいでしょう。以下では、トートバッグの素材の種類・特徴と用途別のおすすめサイズについて紹介します。

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3-1.トートバッグの素材

ここでは、トートバッグに使用される素材を5つ紹介します。

キャンバス(帆布) キャンバスはトートバッグのルーツとも言われる定番の素材です。厚手で耐久性があるため、デイリーバッグとして気軽に持ち歩くことができます。
デニム キャンバス生地同様、耐久性が高い生地です。長く使い続けることで経年変化を楽しめるという特徴があります。
レザー、合成皮革 レザーや合成皮革であれば、フォーマル・ビジネスシーンで使用できます。高級感があり、長く使用するうちに変化していく色合いや手触りを楽しめるという点もレザーの魅力です。
ナイロン 軽量で耐久性が高く、シワになりにくいです。防水性にも優れているため、サブバッグとして持ち歩いたり、ジムや習い事用のバッグ、旅行バッグとして使ったりできます。
綿(コットン) 汚れが落としやすく、軽いのが特徴です。Tシャツなどにも使われる生地のため、肌触りや通気性の良いバッグが欲しい人におすすめです。

 

3-2.トートバッグのサイズ

トートバッグはサイズ展開が豊富にあります。使用シーンに合わせたサイズのバッグを選びましょう。

ビジネスシーン ビジネスシーンで利用したい場合は、A4・A3サイズの資料が入るトートバッグを選ぶとよいでしょう。A4サイズ以上の大きさがあれば、ノートパソコンも持ち運べます。
プライベートのお出かけ スマートフォンや財布など少ない荷物でお出かけする時は、必要最小限のアイテムが入る小さめのトートバッグがおすすめです。
アウトドアシーン キャンプや旅行では、荷物をたくさん入れることができる大容量サイズのトートバッグを選びましょう。

 

まとめ

トートバッグとは、一般的には「持ち手が2つある頑丈な布で作られた大きめの手提げ袋」のことを指します。トートバッグは素材・サイズの種類が豊富であるため、使用用途に合わせて自分好みのものを選びやすいでしょう。間口が広く物を出し入れしやすいため、大きめのサイズを選べば、ノートパソコンや書類なども必要な時にさっと取り出せます。

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