タンブラーとは?選び方や水筒との違い・活用できるシーンも解説!

タンブラーは自宅や職場などでグラス・マグカップの代わりに使えることから、プレゼントやノベルティグッズに選ばれやすい人気のアイテムです。しかし、タンブラーは種類が豊富で構造・素材・フタの有無によっても特徴が異なるため、どのように選べばよいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

当記事では、タンブラーと水筒の違いをはじめ、タンブラーの選び方を3パターンに分けて紹介します。タンブラーの特徴や活用方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.タンブラーとは?

タンブラーとは、飲み口が広い筒状の容器を指します。熱伝導率が低いタイプであれば保冷・保温性能に優れており「熱々のコーヒーが飲みたい」「冷たい麦茶が飲みたい」といった場合に、いつでも適温でドリンクが楽しめるでしょう。

タンブラーは、プラスチック・陶器・ステンレス・樹脂など、さまざまな素材で作られています。持ち運びに便利な軽量タイプや、保冷・保温機能に特化したものなど、素材によって特徴が異なります。

豊富な種類が販売されているため、利用シーンに合わせて自分好みのタンブラーが選択できるのも魅力です。

 

1-1.水筒との違い

タンブラーと水筒の違いは、気密性にあります。水筒は気密性に優れているため、フタを閉じれば中身が漏れることなく持ち運びが可能です。

一方、タンブラーは完全密封ではありません。フタがついていても、無造作にバッグに入れると、倒れて中身が漏れるおそれがあります。外に持ち歩く際は、タンブラーを立てた状態でキープできるサイドポケットなどに入れておくと安心です。

長時間外出する場合は水筒を利用する、職場などの室内ではタンブラーを利用するなど、用途や利用場所によって使い分けるとよいでしょう。

 

2.タンブラーの選び方を3パターンに分けて紹介!

タンブラーにはさまざまな種類があり、素材や機能性、使いやすさ、フタの有無によっても特徴が異なります。たとえば、ステンレス製のタンブラーは保温・保冷効果が高く、丈夫で使い勝手が良いという特徴があるため、自宅や職場といったさまざまなシーンで使えるでしょう。

ここからは、タンブラーの選び方を3パターンに分けて解説します。

 

2-1.構造で選ぶ

タンブラーの構造は、「1層構造・2層構造・真空2層構造」の3種類に分かれます。構造によって保冷・保温性能に違いがあるため、タンブラーを選ぶ際は構造の特徴を把握してから自分に合ったものを決めるとよいでしょう。

タンブラーの構造ごとの特徴は下記の通りです。

構造の特徴
1層構造 ガラス製・錫製・銅製のタンブラーに多く使われている構造です。熱伝導力が高く、冷たい飲み物を飲むときに適しています。保温効力は他の構造よりもやや劣るでしょう。
2層構造

樹脂製・プラスチック製のタンブラーに多く使われており、外側容器・内側容器を重ね合わせた構造をしています。2つの容器のすき間には空気が入っており、1層よりも長時間温度を保てます。

温度変化による影響を受けにくいため、結露などを防げることもメリットです。

真空2層構造

3種類の中で最も保温・保冷性能に優れています。

基本構造は2層と同様ではあるものの、真空2層構造はすき間が真空状態であり、熱が外に逃げにくい・外からの熱の影響を受けにくい点が特徴です。

構造が特殊で基本的に食洗機やつけ置き洗いはできないため、お手入れ方法には注意が必要です。

 

2-2.素材で選ぶ

タンブラーの素材は、ガラス製や陶器、プラスチックなど、さまざまな種類があります。使い方によっては素材が傷む可能性があるため、素材の特徴を把握するとよいでしょう。

ここでは、タンブラーの定番素材である「ステンレス・プラスチック・アルミ」の特徴を紹介します。

構造の特徴
ステンレス

ステンレスは熱伝導率が低いことが特徴であり、保温性の高い素材の1つです。温度変化が少なく、夏場には冷たいビールとの相性も良いでしょう。

軽量で壊れにくく、安価な素材であるため、手軽に使えるメリットがあります。ただし、ステンレスは酸に弱い特性があります。オレンジジュース・牛乳・乳酸菌飲料を入れると、腐食する可能性があるため注意が必要です。

プラスチック

プラスチック製のタンブラーはサビや腐食が起こりにくいのが特徴です。

ステンレスよりも保温・保冷性能がやや劣りますが、デザインが豊富でおしゃれなものが多くあります。

耐熱温度を超える飲み物を入れると、タンブラーにヒビが入ったり割れたりするケースがあるため注意しましょう。

アルミ

アルミのタンブラーは軽量のため、お出かけ時の持ち運びにぴったりです。ただし、耐久性が低い・表面が錆びやすいデメリットがあります。

アルミはステンレスと比較すると熱伝導率が高く、保温・保冷性能はやや下がる傾向です。

 

2-3.フタの有無で選ぶ

タンブラーには「フタあり」「フタなし」の2種類のタイプがあります。タンブラーに入れる飲み物の種類にも制限があるため、購入前に確認しましょう。

ここでは、それぞれのタンブラーの特徴を紹介します。

フタの特徴
フタあり

フタありのタンブラーには、主に簡易的なフタとスクリュー栓がついた2つのタイプがあります。

簡易的なフタの場合、フタが簡単に外れるリスクがあります。持ち運ぶ場合は、スクリュー栓がついたフタ付きタンブラーを選択しましょう。

また、フタ付きのタンブラーに炭酸飲料を入れると、内圧が上がり爆発する可能性があるため危険です。

フタなし

フタなしのタンブラーは、コップに近い用途で利用できるため、炭酸飲料を入れても問題ありません。

ビール専用のタンブラーなども販売されており、自宅での晩酌用としてもおすすめです。

2層構造のタンブラーであれば、グラスやマグカップのように結露しないため、オフィスでの利用にも便利です。

 

3.タンブラーを活用できるシーン

タンブラーは1つ持っているだけで、日常生活において大活躍するアイテムです。ここからは、タンブラーを活用できるシーンを具体的に紹介します。

・自宅

自宅で使用しているグラスの代わりに、タンブラーが役立ちます。保温・保冷性能に優れているタンブラーを選択すれば、朝一で温めたドリンクをタンブラーに注ぐことで、熱が逃げずに適温にキープしてくれるメリットがあります。冷めた飲み物を温め直すなどの手間が省けるでしょう。

・職場

フタつきのタンブラーは、職場でも重宝します。普段使いのマグカップの場合、結露によって重要な書類が水濡れしたり、こぼしたりするリスクがあります。スクリュー栓がついたフタありのタンブラーであれば、タンブラーを倒した場合でも安心です。

・コーヒーショップ・コンビニ

コーヒーショップ・コンビニにタンブラーを持参すれば、プラスチックカップなどのゴミの削減につながります。タンブラー持参による値引きをしているお店もあり、お金も資源も節約できるメリットがあります。

お店でドリンクを買うことが多い人は、容量350mlのタンブラーがおすすめです。350mlは、コーヒーショップのトールサイズ、コンビニコーヒーのLサイズに対応できるため、便利に活用できます。

 

4.タンブラーはノベルティでも人気|制作のポイントは?

タンブラーは実用的なアイテムであるため、企業のPRに配布するノベルティとしても多く利用されています。

暮らしに役立つアイテムを配布すれば、ノベルティを受け取ってもらえる確率が上がり、自社企業の認知の向上やイメージアップにつながりやすくなるでしょう。

ここでは、タンブラーをノベルティとして制作する際のポイントを解説します。

・目的を決める

まずは、タンブラーを配布する目的を決定します。たとえば、企業の認知度の向上やイメージアップ、顧客を増やしたいなどが目的に挙げられます。

・ターゲットを決める

タンブラーを配布するターゲットを決定します。タンブラーは日常生活のあらゆる場所で活躍するため、幅広い年齢層で喜ばれるアイテムです。誰に受け取ってほしいかを明確にした上で、デザインや機能などを選びましょう。

・予算を決める

タンブラーの制作にかかるコストを確認します。タンブラーの制作費用は業者によって金額が異なりますが、1個あたり300円~1,000円程度が一般的です。中には、試作品の作成が可能なお店や、サンプル品として数種類のノベルティの制作が可能なお店もあります。

経験豊富なノベルティの専門業者であれば、ノウハウを持ち合わせているため、相談しながら商品を検討するとよいでしょう。

 

まとめ

タンブラーとは飲み口が広い筒状の容器を指し、構造や素材、フタの有無によって特徴が異なります。タンブラーの構造は主に3種類ありますが、中でも真空2層構造は最も保温・保冷性能に優れているのが特徴です。タンブラーを自宅や職場でグラスやマグカップの代わりに使うほか、コーヒーショップやコンビニに持参すればゴミ削減に貢献できるでしょう。

「オリジナルグッズの春夏秋冬」では、真空ステンレスタンブラーのほか、持ち運びに便利なフタ付きのステンレス製ボトルをオリジナルのデザインで制作できます。クオリティの高いノベルティを制作したい人は、ぜひ「オリジナルグッズの春夏秋冬」をご利用ください。

オリジナルグッズの春夏秋冬

当サイト内で掲載している画像や文章、デザインなどを無断で複製・コピー・転用を禁じます。
© 2020 販促品・オリジナルグッズならノベルティの春夏秋冬 All rights Reserved.