ノベルティの作り方は?大切なポイントと作成の流れを解説

ノベルティを初めて作る場合、何から作業を始めていいのか分からないということもあるでしょう。ノベルティは配布する目的やターゲット、シチュエーションによって気をつけるポイントやどのようなノベルティを作成するかが変わります。

当記事では、ノベルティを製作するときに大切なポイントと作成の流れを解説します。顧客に喜んでもらえるだけでなく、企業の認知度もアップできるノベルティを作成したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.ノベルティを作るときに大切なことは?

ノベルティとは、企業ロゴや商品名などが入った、無料で配られる販促品を指します。

オリジナルのノベルティを作りたいときは、あらかじめどのようなノベルティを作るのかを固めておくことが大切です。ここでは、ノベルティ制作時に考えておくとよい4つのポイントを紹介します。

 

1-1.ノベルティを配る目的を考える

ノベルティを配る目的にはさまざまなものがありますが、主な目的として挙げられるのは以下の通りです。

  • 認知度を高める
  • 商品購入のきっかけを作る
  • 好感度を上げる
  • 既存の顧客を引き留める

名入れノベルティを配ることで、企業名や商品を多くの人に知ってもらえます。また、優れたノベルティは消費者の購買意欲を刺激するため、商品を購入してもらうきっかけを作ることも可能です。

便利なノベルティを配った場合、受け取った人の持つ企業イメージは自然とアップします。さらに、使用時によく目につくノベルティを配れば、大切な既存顧客を引き留めることにもつながります。

ノベルティは、配布目的によって配るターゲット層やシチュエーションが変わるため、最初に目的を明確に決めておくとよいでしょう。

 

1-2.ノベルティを配るターゲットを決める

ノベルティを作る前には、配る対象がどのような人なのかを具体的にイメージしておくことが大切です。どのような相手に配るかによって、喜ばれるものや手に取ってもらいやすいものは異なります。

例えば、ターゲットが女性の場合、おしゃれなタオルハンカチやキッチンスポンジが人気です。ファミリー層をターゲットにしたノベルティには、ウェットティッシュなどの衛生用品が手に取ってもらいやすい傾向があります。外出中、子どもの手を拭くのに重宝するためです。

企業向けのノベルティの場合は、実用性の高い文房具やオフィス用品が適しています。特に、インクジェットボールペンやカレンダー、付箋やクリアファイルといったノベルティは喜ばれるでしょう。

 

1-3.配布のシチュエーションや方法を決める

ノベルティを配るシーンやシチュエーションによってノベルティの内容が左右されることもあります。季節やシーン、シチュエーションに合わせて、手に取りやすいサイズのものや、季節感のあるものを選ぶとよいでしょう。

例えば、以下のような配布シーンを想定できます。

  • イベント
  • 来店時
  • 挨拶回り
  • 街頭

展示会などのイベントでは、複数ある企業ブースの中で自社をアピールするためにノベルティを利用します。企業ラベルを貼ったペットボトルのミネラルウォーターや、季節に合わせたカイロやうちわなどを配ると受け取ってもらいやすいでしょう。各ブースで資料を受け取る来場者にとっては、企業ロゴをさりげなく施したトートバッグのノベルティも便利です。

年末や新年の挨拶に、カレンダーやタオルなどのノベルティを渡すのもよいでしょう。また、一度は離れてしまった顧客へ、再び挨拶するための営業ツールとしてノベルティを活用する方法もあります。

街頭で配布する際は、ポケットティッシュや入浴剤など気軽に受け取れるものがおすすめです。街頭配布により幅広い人々に認知してもらえるため、新サービスのリリースなどのタイミングにノベルティ配布を行うとよいでしょう。

 

1-4.予算を決める

ノベルティ制作前に、予算を決めることも大切です。

ノベルティは費用対効果の出やすい販促アイテムなので、ある程度のコストをかけてもよいでしょう。ただし、景品表示法に触れないようにしながら予算を決める必要があります。

景品表示法とは、メーカーや販売店などの事業者が、自社の商品やサービスを過大に宣伝して、消費者に誤解を招くことのないよう防ぐ法律です。

出典:消費者庁「景品表示法」

ノベルティを作る際には、過剰な景品を提供しないよう、ノベルティの予算を景品表示法で定められた限度額内に収めるようにしましょう。

 

2.ノベルティを作る流れは?

ノベルティを作るときの基本的な流れは、どのノベルティ制作会社に依頼した場合でもほとんど違いはありません。ここでは、実際にノベルティを作る場合にどのような流れで行われるのか、ノベルティ商品選び・注文・データ入稿の3つのステップに分けて解説します。

 

2-1.ノベルティの商品を選ぶ

ノベルティグッズとして用意する商品は、各企業が自由に選べます。ただし、ノベルティを配る目的やターゲット、配布シチュエーションを念頭に置いて商品を選ぶことが大切です。

ノベルティ選びのポイントは以下の3つです。

配りやすさ
ノベルティを配る主なシチュエーションは、店頭やイベントです。大きくて重たいものやかさばるものは、効率よく配れない上に、受け取ってもらいにくい傾向があります。できるだけ配りやすく、持ち運びやすいノベルティを選ぶのがおすすめです。
実用性

ノベルティには実用性の高い商品を選びましょう。使い勝手がよくなければ、受け取ってもらえたとしても、引き出しの奥にしまわれたり捨てられたりしてしまいます。ノベルティをもらったことさえ印象に残らない場合もあるでしょう。

実用的なノベルティであれば、顧客に喜んでもらえます。また、日常的に使えるものは、より高い広告効果を期待できます。

人気
話題性をねらって奇抜なノベルティを選んだ場合、顧客から敬遠されてしまう可能性があるので注意が必要です。過去データから顧客のニーズが大きいと予想できる、できるだけ人気のある商品を選ぶようにしましょう。

 

2-2.ノベルティ制作会社に注文する

ノベルティの商品が決まったら、ノベルティ制作会社に注文します。在庫数の確認後、ノベルティ制作会社から正式な見積書と請求書が発行されます。

商品に印刷をしない場合は、そのまま入金・出荷・納品という流れで進むのが一般的です。一方、商品に企業名やロゴを印刷する場合は、入金後にデータを入稿します。

制作会社に入金が確認されると、ノベルティ商品の在庫が確保されます。

 

2-3.入稿する

制作会社に、ノベルティのデザインデータを入稿します。

多くのノベルティ商品にはデザインのテンプレートがあるため、簡単にデザインすることが可能です。テンプレートのない商品の場合は、印刷範囲に収まるサイズのデザインを作成します。

自分でデザインする際に、押さえておきたいポイントを以下に挙げます。

・一目で分かる画像やキャッチコピーにする

ノベルティを見ただけで、企業名やロゴが分かるデザインにしましょう。

・テーマカラーは3色までにする

色を使いすぎるとごちゃごちゃした印象になってしまうため、使う色数は多くなりすぎないようにしましょう。ビジネスカラーが決まっている場合は、ノベルティにも同じ色を使用し、統一感を持たせるのがおすすめです。

完成した入稿データは、メールやファイル転送サービスを利用するのが一般的です。

 

まとめ

ノベルティを作成する際は、ノベルティ制作会社に依頼するのが一般的です。依頼する際には、あらかじめ配布の目的やターゲットを決め、配布するシチュエーションに合ったノベルティを選ぶ必要があります。

「オリジナルグッズの春夏秋冬」ではさまざまなノベルティを作成することができます。名入れやデザインを印刷し、オリジナルのノベルティも作ることもできるため、効果的な販促物を作成したい方はぜひ一度「オリジナルグッズの春夏秋冬」をご利用ください。

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