オリジナルグッズの作り方は?自作と業者それぞれのメリットも解説

オリジナルグッズを作りたいと思ってはいても、どのように製作すればよいのか分からずに困っている方もいるでしょう。オリジナルグッズは自分で材料を集めて製作することもできますが、大量に製作しなければならない場合は専門の業者に依頼するのがおすすめです。
当記事では、オリジナルグッズの作り方について、自作するケースと業者に依頼するケースの2種類を作成時の注意点とともに解説します。オリジナルグッズの作成を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1.オリジナルグッズの作成方法は?
オリジナルグッズとは、既製品にはないオリジナルのイラストやデザインが施されたグッズを指します。たとえば、ハンドメイド作家が製作する個人向けの作品や、企業名やロゴが入ったノベルティなどがこれに該当します。
オリジナルグッズを作成する方法は大きく分けて2つあります。自分で製作する「自作」と、専門の業者に依頼する方法です。どちらの方法を選ぶかは、グッズの用途や目的によって異なります。それぞれの特徴や利点を理解し、最適な方法を選ぶことが成功の鍵となります。
自作では少量生産や個性を重視したい場合に適しており、自由なアイデアを活かせます。一方、業者に依頼する場合は、大量生産や高品質を求めるケースに最適です。このように、作成目的に応じた選択が重要です。
2.自作でオリジナルグッズを作る
オリジナルグッズを自作することで、個性や創造性を活かした製品を作成できます。キーホルダー、スマホケース、うちわ、フォトフレーム、アクリルスタンドなど、身近な材料を活用することで多彩なグッズが手軽に作れます。特に、プラバンや市販のフレームをアレンジするだけで、手軽にオリジナル感を演出できます。
2-1.オリジナルグッズを自作するメリット
・低コストで作成できる
自作グッズの大きな魅力は、コストを抑えられる点です。材料を自分で調達することで、格安で必要な素材を揃えられます。特に、100円ショップはグッズ作りの素材が豊富に揃い、コストをさらに抑えることが可能です。また、業者に依頼しないため工賃がかからず、予算に合わせて柔軟に調整できます。
・こだわって作成できる
自作の利点は、細部までこだわれる自由度です。デザインの色味や形状を自分のイメージ通りに仕上げられるため、既製品では得られない特別感があります。簡単なものから、ビーズやレザークラフトなどの技術を駆使した作品まで、幅広い選択肢が楽しめます。
・オリジナリティのあるものを作れる
自作では、既製品にはない独自のデザインを実現できます。特に量産が難しいデザインや、個体差を活かした手作り感のあるグッズを作るには自作が最適です。裁縫や造形といったスキルを取り入れることで、ユニークで価値のある作品を生み出せます。
2-2.自作でどんなオリジナルグッズが作れる?
自作で作れるオリジナルグッズは、想像以上にバリエーション豊かです。身近な材料を使い、工夫次第で日用品から特別な贈り物まで、多彩なアイテムを作り出すことができます。
例えば、キーホルダーやスマホケースは、プラバンや透明なカバーにデザインを加えるだけで簡単にオリジナリティを演出できます。うちわやフォトフレームは、写真や手書きのイラストを組み合わせれば、オンリーワンの作品に仕上がります。また、アクリルスタンドや布製品に自作のデザインをプリントすれば、本格的なグッズに近づけることも可能です。
さらに、最近の100円ショップやクラフトストアでは、グッズ作りを支援する専用キットも豊富に販売されています。こうしたキットを活用することで、初心者でも高品質なアイテムを簡単に作ることができます。
自作の魅力は、自由度が高く、作るプロセス自体が楽しい点です。「こんなものが欲しい」というアイデアを形にする楽しさを味わえるのは、自作ならでは。趣味として楽しむのはもちろん、ノベルティやプレゼントとしても喜ばれる作品が作れる可能性が広がっています。
3.業者に依頼してオリジナルグッズを作る
業者に依頼することで、クオリティの高いオリジナルグッズを効率的に作成することができます。特に、大量生産やプロフェッショナルな仕上がりが求められる場合に適しています。以下は、業者にグッズ製作を依頼する際の一般的な手順です。
業者依頼の手順
STEP1:注文 | グッズのベースとなる商品と数量を決定し、注文を行います。 |
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STEP2:データ入稿 | グッズにプリントするデザインは、データで入稿するケースがほとんどです。自由にデザインしたものを画像ファイル・画像処理ソフトの専用ファイルなどで納品します。業者が専用のデザインシミュレーターを用意していることも少なくありません。 |
STEP3:デザインの確認 | 業者側がデザインを商品に反映し、校正や微調整を行って完成イメージを作ります。ユーザーは完成イメージを確認し、問題やリテイクがなければ実際の製作に進みます。 |
STEP4:入金 | 業者からの請求を受けて入金を行います。業者によっては注文直後に入金が必要となるなど、タイミングは一律ではありません。 |
STEP5:製作・納品 | 業者がグッズの製作を行い、指定の住所へ発送・納品します。 |
3-1.オリジナルグッズを業者に依頼するメリット
業者にグッズ製作を依頼するメリットには、次のようなものが挙げられます。
・手間と時間がかからない
業者に依頼する場合、ユーザー側で積極的に行うのはデザイン作成と発注のみです。グッズの試作や印刷範囲の調整など、自作すると手間や時間がかかる部分も業者が引き受けてくれるため、製作にかかる手間暇を大幅に省けます。グッズの製作作業だけでなく、発送・包装なども業者で行うケースが多く、あまり手をかけずに配布・販売を行うことも可能です。
・高品質のものを作れる
業者では、既製品の生産に使うような専門の設備を使って製作作業を行うため、オリジナルグッズであっても市販の商品と変わらないクオリティで仕上げられます。一般家庭では加工できるグッズや手段に限りがあるものの、業務用の設備であれば缶バッジなど特殊なアイテムに直接印刷するなどの対応も可能です。
・大量に作れる
業者で使う設備・機械は量産にも向いています。小ロットの製作を業者に依頼すると割高になることもありますが、製作の数量が増えると単価が安くなる業者も多くあります。
業者に依頼すると業務用の設備を使えるので、手間をかけず、クオリティの高いグッズを大量生産できる点が強みです。そのため、企業で配布・販売するノベルティなどを作る場合には業者に依頼するのがおすすめです。
4.オリジナルグッズを作成するときの注意点
オリジナルグッズを作成する際には、特に著作権と肖像権に関する注意が重要です。これらを無視してしまうと、法的な問題だけでなく、他者の権利や感情を損ねるリスクがあります。
著作権とは |
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著作権は、著作物の作者に対して与えられる権利です。対象となる著作物は、小説・論文・楽曲・絵画・建造物など多岐にわたります。著作者の作品を無許可で使用すると著作権の侵害にあたります。著作物であれば何でも著作権の対象となるため、有名な著作物だけでなく、たとえ子どもの落書きであっても無許可で流用することは許されません。また、販売だけでなく無償で配布を行った場合でも著作権の侵害を問われるため、デザインについては慎重に取り扱う必要があります。 |
肖像権とは |
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肖像権は、個人に対してそれぞれ与えられている権利です。肖像とは、顔や容姿を表した、個人を特定できるものを指します。肖像権の対象となる分かりやすい例は写真でしょう。また、個人を特定できるものであれば、本人をモデルにした絵・彫刻なども肖像権の対象となります。 撮影や作品のモデルとする許可を本人から得ていても、写真や作品の公開についても別途許可が必要です。SNSなどで勝手に写真や作品を公開する行為も肖像権侵害にあたるため、肖像の取り扱いには十分注意しましょう。 |
権利侵害を防ぐポイント
私的利用にとどめる 著作権・肖像権は、公開や配布を行わない私的な利用の範囲であれば侵害に該当しません。個人や家族で楽しむ用途に限定することが安全です。
許可を得る 公開・配布を目的とする場合は、必ず著作者やモデル本人の許可を取得しましょう。必要であれば、契約書を作成して利用条件を明確にすることが推奨されます。
オリジナルデザインを活用する 他者の著作物や肖像を使用せず、自分でデザインした作品を利用すれば、権利侵害のリスクを回避できます。オリジナルグッズの作成では、これが最も安全で自由度の高い方法です。
注意の徹底がトラブルを防ぐ
著作権や肖像権を侵害すると、損害賠償請求やトラブルの原因になるだけでなく、何よりも他者の権利や信頼を傷つけることにつながります。特にオリジナルグッズが広く公開される場面では、これらの権利に十分注意を払いましょう。安全でクリエイティブな製作活動を楽しむためには、権利の取り扱いを正しく理解することが重要です。
まとめ
オリジナルグッズを作成する方法には、自作と業者への依頼の2種類があります。それぞれにメリットがあり、目的や用途に応じた選択が重要です。自作はオリジナリティやコスト面で魅力的ですが、クオリティや効率性には限界がある場合があります。一方、業者への依頼は、大量生産や高品質な仕上がりを求める場合に適した方法です。
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