販促品とノベルティは何が違う?喜ばれるノベルティの特徴も紹介

自社商品やサービスの販促効果を高めるためにノベルティを検討する中で、販促品という言葉を耳にすることもあるでしょう。効果的にマーケティングをするためには、目的に合ったグッズを選ぶことが大切です。

当記事では、販促品とノベルティの違いや、ほかの配布品の特徴を紹介します。さらに、喜ばれるノベルティの特徴や制作時のポイントも解説します。認知度向上につながるノベルティグッズを選びたい人、制作したい人はぜひお役立てください。

 

1. ノベルティと販促品の違いは?そのほか配布品の特徴も紹介!

販促品とノベルティは「無料で配布する」「有料商品の付属品になる」といった共通点があるものの、配布目的やターゲットが異なります。ほかにも、プレミアムや記念品など混同しやすい言葉があるため注意が必要です。

まずは、ノベルティ・販促品・プレミアム・記念品の違いを解説します。

 

1-1. ノベルティ

ノベルティとは、企業名やサービス名、ブランドのロゴなどを入れた、無償で提供しているオリジナルアイテムです。企業が自社ブランドやサービスの認知度アップ・広告宣伝を目的としています。

下記はノベルティの例です。

  • 商品名を印刷したメモ帳
  • 店舗名を入れたボールペン

ポケットティッシュなどの消耗品や、マスクなどの普段使いしやすいアイテムをノベルティに選ぶと日常的に目に付きやすくなり、企業やブランド名、ロゴの広告宣伝効果が発揮できます。

エコバックなど出先で利用できるアイテムに名入れした場合、受け取った人がブランドや企業名を拡散する広告の役割を担い、さらなる認知度向上にも効果的です。

ノベルティは一般の顧客だけでなく、ビジネスシーンでも活用されています。例えば、企業向けの展示会で企業名や連絡先、ロゴを入れたノベルティを配布すると業務中でも目に入りやすく、問い合わせの際はすぐに連絡できて便利です。

 

1-2. 販促品

販促品とは、顧客や消費者の販売促進やサービス利用につながるようサポートするアイテムです。ノベルティには企業名やサービス名などを入れますが、販促品には入れないことが多い傾向にあります。

下記は販促品の例です。

  • シャンプーを購入すると、同じシリーズのコンディショナーが付く
  • ビールをケース買いすると、おつまみが付いてくる

販促品は購買意欲やサービス利用に訴求できれば、宣伝したい商品やサービスに直接関連しないアイテムでも問題ありません。ただし、商品やサービスと関連性の高いアイテムを販促品として活用したほうが、顧客の購買意欲により強く訴えられるでしょう。

販促品選びのコツは、ターゲット層を意識して選ぶことです。例えば30代以降の主婦をターゲットとした施設の入会特典にキッチングッズ、20~40代の男性向け施設の初回特典にモバイルグッズなどを販促品にするとよいでしょう。いずれも実用性の高さから喜ばれやすく、商品購入やサービスの継続的な利用にもつながります。

 

1-3. プレミアム

プレミアムとは、自社商品の購入者やサービス利用者に向けた特典品です。顧客に付加価値を提供し、満足度を上げることでさらなる購買意欲や利用継続につながる目的があります。

下記はプレミアムの例です。

  • CD集の購入者にCDプレイヤーも付ける
  • 化粧品を購入するとポーチが付く

認知度向上や宣伝を目的としているノベリティとは異なり、プレミアムは価値の向上や競合他社との差別化を図る役割も担います。さらに商品価格やサービス利用価格を引き下げずに顧客への魅力をアピールできるため、値引き競争の回避にも効果的です。

 

1-4. 記念品

記念品とは「創業から◯周年」など、学校や企業の節目や特別なタイミングにお祝いや感謝の気持ちを込めて配られるアイテムです。

下記は記念品の例です。

  • 学校の創立50周年記念で生徒向けに制作した、校章や学校名の入ったクリアファイル
  • 企業の創立20周年記念で関係者向けに制作した、会社名や企業ロゴが入ったタンブラー

ノベルティのように不特定多数に配るのではなく、特別なタイミングに企業関係者や商品購入者などに渡す場合が多く、一般的に記念に残るアイテムを贈ります。

学校の設立を祝う記念品などは年齢がある程度絞られるため、ターゲットに適したアイテムを選びやすいでしょう。企業やイベントで渡す記念品には、実用性が高く長期的に愛用できるタンブラーや普段使える置き時計などが人気です。

 

2. 喜ばれるノベルティの特徴3つ

ノベルティグッズ制作では、顧客に満足感を与えられるアイテム作りが必要です。
顧客に喜ばれるノベリティにはいくつか特徴があります。例えば、実用的なノベリティはもらっても使い道に困りにくく、一人暮らしからファミリーまで幅広い世代に喜ばれるでしょう。

以下では、顧客に喜ばれるノベルティの特徴を3つ解説します。

 

2-1. 実用性がある

実用性があるノベルティグッズは、普段自分で購入して使っているようなものを無料でもらえるので満足感が高い傾向にあります。例えば、展示会場や学校説明会では配布される資料が多く手荷物が増える傾向にあるため、まとめて収納できるエコバッグが人気です。

ベーシックなデザインは普段使いしやすく、企業名や学校名が入っているバッグを街で使ってもらえると宣伝効果も得られるため、配布側にとっても大きなメリットになります。

 

2-2. デザイン性が高い

人気のキャラクターや有名デザイナーのノベルティはデザイン性や希少性が高く、並んでも欲しいと考える人は多くいます。新たな客層を獲得したい場合、ターゲットの年齢層に支持されているキャラクターやブランドとのタイアップは企業イメージを高める効果が得られますが、予算的に難しい場合もあるでしょう。

キャラクターやブランドとのタイアップが難しい場合は、オリジナルデザインのノベルティグッズ制作もおすすめです。オリジナルデザインを取り入れることで、個性を発揮した優れたノベルティとして注目される場合があります。

 

2-3. 話題性や面白さがある

企業やサービスの認知度を上げるためには話題性が必要です。競合他社と同じようなノベルティでは、顧客に喜ばれたとしてもその後の話題性にはつながらないでしょう。

例えば、自社のユニフォームをかたどった付箋ならオリジナリティとユニークさがあり、他社ではもらえないという希少性にも優れています。一風変わっていてメディアやSNSなどで取り上げられるような面白いノベリティを制作すれば、知名度アップの可能性も高まるでしょう。

 

3. ノベルティを制作する前に決めるポイント

ノベルティを自社で制作する場合、企画の段階で目的とターゲットを決めると選ぶ基準が明確になり、ノベルティ制作をスムーズに進められます。まずはノベリティを「誰に」「何のために」配布するのかを決めましょう。

以下では、ノベルティ制作前に決める2つのポイントについて解説します。

 

3-1. 制作する目的

ノベルティを配る目的が、認知度を高めるためなのか売り上げアップなのか、理由によって効果を得られるノベルティが異なります。

認知を目的とするなら、企業名やブランド名を分かりやすくプリントした実用性の高いノベルティがおすすめです。使うたびに企業名を思い出してもらえるでしょう。一方、売り上げアップが目的なら、購入商品と一緒に使用できる親和性の高いものをノベルティにするとお得感が出て、ファンの獲得につながります。

 

3-2. ターゲット像

ノベルティを制作する際に目的と同様大切なポイントとなるのが、ターゲットを決めることです。商品やサービスを開発するときと同じで、ノベルティも顧客のニーズに沿った制作が求められます。

性別や年齢、既婚か未婚か、ファミリー向きなどターゲットを意識してアイテムを選ぶことで、顧客に喜ばれやすいノベルティを制作することが可能です。また、企業のイメージアップや「今後も購入しよう」という購入意欲を高める効果も期待できます。

 

まとめ

販促品とノベルティの違いは、配布する目的とターゲットです。ノベルティには企業名やサービス名、ブランドのロゴなどを入れますが、販促品には入れないことが多い傾向にあります。

ノベルティグッズを制作する場合、ターゲット(顧客)に喜ばれるアイテム選びが重要です。一般的には、実用性があり、デザイン性や話題性のあるアイテムが喜ばれます。
ノベルティグッズを自社で制作する場合は、配布の目的とターゲット像を決めておくと、アイテム選びの基準やデザインなどをスムーズに行えます。

「オリジナルグッズの春夏秋冬」では、さまざまなノベルティを作成することが可能です。ノベルティの制作を検討している方は、ぜひご利用ください。

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