ノベルティでSDGsに貢献!おすすめのノベルティグッズ5選

ノベルティは企業や商品などの宣伝に活用できるアイテムです。近年関心を集めるSDGsの観点からノベルティを配布すると、宣伝だけでなく企業や商品のイメージアップ効果もあるため、慎重かつ丁寧にノベルティを選びましょう。
当記事ではSDGsについて解説するとともに、SDGsをノベルティに取り入れる具体的な方法と、SDGsに貢献できるノベルティ5つを紹介します。ぜひ、イメージ向上につながるノベルティを作成する際の参考にしてください。
1.SDGsとは?
SDGsとは、英語の「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれています。2015年の国連サミットで採択されたもので、2030年をめどに「誰一人取り残さない」多様性と包摂性のある社会の実現を目指しています。
SDGsを構成するのは、17の目標と169のターゲット(具体目標)です。貧困・教育・ジェンダー・エネルギー・気候変動・海洋資源といったテーマに関わる17の目標を達成するため、具体的な内容が169に細分化され定められています。
目標を達成するため、企業の貢献は必要不可欠です。日本では総理大臣を本部長とするSDGs推進本部が毎年「SDGsアクションプラン」を策定するとともに、優れた取り組みや活動をしている企業や団体を表彰しています。
2.SDGsをノベルティに取り入れるには?
ノベルティ製作にSDGsを取り入れるには、アイテムの素材に配慮することがおすすめです。天然素材や再生可能な資源を使ったり、生産者の労働環境を重視したりと、素材選びを通してSDGsに貢献できます。
以下では、ノベルティ製作にSDGsを取り入れる具体的な方法について紹介します。
2-1.天然素材を用いる
天然素材とは、植物から作るコットンやリネン、動物の毛から作るウールなど自然界の生物に由来する素材です。
天然素材は化学肥料や農薬、殺虫剤などを使わずに栽培されています。結果として、土の汚染を抑えられるのみならず、生産者や周辺住民などへの健康被害を防ぐことが可能です。また、天然素材には廃棄しても土に還元されるという特性もあります。
天然素材のように生産から販売、消費を経て廃棄に至るまで自然環境に配慮した素材はサステナブル素材とも呼ばれ、SDGsに寄与する素材として注目されています。
2-2.フェアトレード素材を用いる
フェアトレードとは、発展途上国において生産・製造された原料や製品を適正な価格で取引し、生産者の安定した生活の確保を目指す貿易の仕方のことです。
フェアトレードの理念に即して生産・製造されるものにはコーヒーやチョコレートなどの食品、化粧品、サッカーボールなどさまざまな種類があります。中でもオーガニックコットンはノベルティ製作に適したフェアトレード素材です。
フェアトレード素材には、生産・製造の過程で国際的基準を満たしたことを証明する認証ラベルをつけられます。フェアトレード素材を用いたノベルティに認証ラベルがあると、企業イメージにもプラスの効果があります。
2-3.リサイクル素材を用いる
リサイクル素材とは、使用済みのペットボトルや牛乳パック、古紙などを再利用した素材です。資源の再利用はゴミの量自体を削減したり、ゴミの焼却時に発生する二酸化炭素を削減したりすることにつながります。
例えば、ペットボトルはポリエステルやナイロン、ポリプロピレンなどの繊維として再利用できます。リサイクル素材の繊維を用いると、新たに製品を作る場合に必要な石油の使用量を削減することも可能です。
リサイクル素材の機能や特性は年々向上しており、従来品と大差ありません。ノベルティの素材としても遜色なく、SDGsへの貢献を十分にアピールできるでしょう。
3.SDGsに貢献するノベルティ5選
SDGsに貢献できるノベルティは文房具から生活用品まで種類が多く、デザイン性や機能性を備えた魅力的なアイテムがそろっています。さまざまなアイテムの中から、ノベルティを配布するターゲットや目的・シーンに応じて最適なアイテムを選ぶことが可能です。
以下では、代表的なノベルティを5つを取り上げて紹介します。
3-1.再生PET繊維のブランケット
再生PET繊維とは、ポリエステル繊維やポリエステルフィルムといったPETをリサイクルした繊維です。
ペットボトルはPETの代表的な製品の1つであり、使用済みのペットボトルは再生PET繊維の原料にも用いられています。市販の衣類やバッグといった布製品には再生PET繊維から作られたものが少なくありません。
再生PET繊維は耐久性や伸縮性、吸水性や速乾性に優れているだけでなく、型崩れしにくいという特性を持っています。さらに、肌ざわりがよいため、ひざ掛け用や肩掛け用のブランケットの素材としても適しています。
3-2.フェアトレードコットンのトートバック
コットンはアジアやアフリカなど多くの発展途上国で生産される素材です。近年は原料の綿花を無農薬のオーガニック農法で栽培したり、適正な買取価格を保証したりしたフェアトレードコットンの生産が増えています。
生産地や生産者がフェアトレードによって安定した収入を得られると、教育施設や医療施設などを整備でき、地域社会の発展にもつながるというメリットがあります。
トートバックは日常使いのバックとして実用性の高い人気アイテムです。企業名や企業ロゴを印刷したフェアトレードコットンのトートバックを人々が使うことで、SDGsの観点から企業価値の向上につながるほか、宣伝の効果も期待できます。
3-3.バイオマス素材の文房具
バイオマスとは、動植物に由来する再生可能な有機資源であり、カーボンニュートラルな資源です。バイオマスが燃焼時に排出する二酸化炭素は、動植物の成長過程に光合成で吸収した二酸化炭素と同一です。したがって、大気中に新たな二酸化炭素を排出しません。
バイオマス素材には家畜の排せつ物・食品廃棄物・サトウキビ・トウモロコシなど多様な資源を使ったものがあり、衣類やレジ袋などに再生されています。中には、お米から作った文房具など個性的なアイテムもあり、幅広い選択肢からノベルティの種類を選べるのが魅力です。
バイオマス素材の定規やマグネット、ピンバッジといった文房具は低価格で、誰でも手軽に使えるアイテムであるためノベルティに向いています。
3-4.携帯カトラリー
日本では2022年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。プラスチックの使用を規制したり、削減したりすることを目的とした法律で、施行以前は無料だったコンビニのフォークやスプーンなども有料になりました。
出典:環境省「『プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律』の普及啓発ページ」
国内ではSDGsに対する人々の関心は高まっており、ゴミを削減するために携帯カトラリーを持ち歩く人も増えています。例えば、農薬や化学肥料を使わずに成長する竹を活用したカトラリーなどは、環境への負荷を削減するアイテムです。
携帯カトラリーやマイボトル、マイカップなどの持ち運びに活用できるエコバックをノベルティとして配布することもおすすめです。
3-5.オーガニックコットンのサコッシュ
オーガニックコットンは、農薬や化学肥料を使わずに栽培した綿花を原料としています。栽培に関しては、環境保全を目的に厳しい基準を設けていることが一般的です。
オーガニックコットンの栽培は、生産者にも大いに恩恵があります。農薬を使わないため健康上の安全性が守られるのみならず、安定した収入が保障され、女性の自立促進にもつながります。
シンプルなタイプのサコッシュは低価格で製造・配布でき、ノベルティに適したアイテムです。素材にオーガニックコットンを採用することで、企業のSDGsも十分にアピールできます。
まとめ
SDGsは多様性と包摂性のある社会の実現を目指した世界的な目標です。教育・ジェンダー・エネルギー・気候変動といった17の目標を達成するためには、企業の貢献も必要とされます。
SDGsをノベルティに取り入れる際は、素材に配慮することがおすすめです。リサイクル素材やフェアトレード素材を使ったノベルティはブランケットや文房具、トートバックなど種類も豊富です。
ノベルティの春夏秋冬でもさまざまなSDGs向けノベルティを製作できます。企業や商品の宣伝やイベントの開催などにノベルティが必要の際は、ぜひオリジナルグッズの春夏秋冬を利用してください。
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